オカワリ(高橋ナツコ)

どちらか一方の前足の「オテ」ができるようになったら、続いて教えたいのは「オカワリ」です。

これは「オカワリ」という言葉のとおり、先に「オテ」で上げた前足を元に戻し、代わりに、もう一方の前足を出す所作です。

この教え方は、まず先の「オテ」で手に載せていた犬の前足を放し、「オカワリ」といって、別の前足の前へ手を出します。

犬はしばらくの間、惰性で以前に出していた前足を出しますが、「チガウ」といって首を横に振ってみせ、手を引っ込めて受け取りません。

これを何べん繰り返してもわからないようでしたら、出した以前の前足を軽くたたいて下ろさせます。

そして、以前の前足とは別の前足をつかみながら、「オテ」を「オカワリ」に言い換えて教えます。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2012年6月16日 09:11に書いたブログ記事です。

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