病気を正確に診断するために、現在では、人の医療とまったく同等の各種の臨床検査が行なわれています。
血液や尿や便、分泌物の各種の検査はもとより、心電図、筋電図、心音図、脳波など、高度の医療器械を応用する検査、レントゲンや超短波などによる検査、過去には大学の附属病院でしか行なわれなかった検査が、町の開業医師の間でも日常的に行なわれるようになり、病気の診断に威力を発揮しています。
また、通常"人間ドック"でチェックされるような各種の機能検査も容易に実施できるようになりましたので、病気のときだけでなく、ふだん健康と思われるときにでも、一応各項目のチェックをしてもらう、健康診断を受けておくのもよいことです。
犬は、超小型犬から超大型犬まで、体重や体質もまちまちですから、ふだんのその犬の正常値を記録しておくことは、重要な意味を持つことになります。
自覚症状を訴えることの少ない動物の病気の診断には、今後臨床検査の重要度がたかまってくることでしょう。
飼主は、愛情を持って、自分の愛犬の細かい異常を注意深く観察して、獣医師に告げるように心がけることも病気の診断上、欠かせないことです。
かけがえのない小さな生命を守るために、飼主の責任は重大であることを、よく認識してもらいたいものです。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
血液や尿や便、分泌物の各種の検査はもとより、心電図、筋電図、心音図、脳波など、高度の医療器械を応用する検査、レントゲンや超短波などによる検査、過去には大学の附属病院でしか行なわれなかった検査が、町の開業医師の間でも日常的に行なわれるようになり、病気の診断に威力を発揮しています。
また、通常"人間ドック"でチェックされるような各種の機能検査も容易に実施できるようになりましたので、病気のときだけでなく、ふだん健康と思われるときにでも、一応各項目のチェックをしてもらう、健康診断を受けておくのもよいことです。
犬は、超小型犬から超大型犬まで、体重や体質もまちまちですから、ふだんのその犬の正常値を記録しておくことは、重要な意味を持つことになります。
自覚症状を訴えることの少ない動物の病気の診断には、今後臨床検査の重要度がたかまってくることでしょう。
飼主は、愛情を持って、自分の愛犬の細かい異常を注意深く観察して、獣医師に告げるように心がけることも病気の診断上、欠かせないことです。
かけがえのない小さな生命を守るために、飼主の責任は重大であることを、よく認識してもらいたいものです。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ