入浴のさせ方(高橋ナツコ)

毛や皮膚がひどく汚れてきたときは入浴をさせます。

入浴の回数は犬種や飼われている環境によって違いますが、月に1、2回が適当です。

あまりたびたび入浴させますと、毛や皮膚の脂肪分が取れすぎて、毛が荒れたり、皮膚を傷めたりすることがあります。

入浴は暖かい日の日中に行ないます。

犬の体温よりやや低めのお湯がよく、まず、油性の目薬を点眼して目を保護してから犬用シャンプーか薬用石けんを使って、尻のほうから背、腹、胸、四肢、尾と洗い、最後に頸と頭を洗います。

すすぎ洗いは十分にして、洗剤が残らないようにします。

洗い終わったら、タオルで十分に水分をとり、ドライヤーで手早く乾かしましょう。

冬は特に毛を十分乾かしてやらないと、風邪をひく心配があります。

皮膚病や湿疹にかかっているときは、薬用石けんを用いるか、浴用硫化カリという硫黄の結晶をバケツ一ぽいのお湯でとかして、犬の体にかけながら皮膚にすり込んでやります。

また、二硫化セレン製剤も使用します。

屋外で飼っている犬や、冬場のシャンプーなどにはドライ・シャンプーを用いるとよいでしょう。

犬用のドライ・シャンプーは薬局やペット・ショップで売っています。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2012年9月 3日 00:05に書いたブログ記事です。

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