固定犬舎は複数の犬を飼うとき便利(高橋ナツコ)

犬舎をたてるときは、地面があまりやわらかくなく、よく乾いていて、湿り気のないところを選びます。

湿気のある土地は犬の発育にとって望ましいところではありませんし、病気などにかかりやすい環境といえます

屋根はトタン張りですと、暑さ寒さの影響が大きいので、できればスレートか瓦にしたいものです。

通風をよくするために南北に窓をあけ、フィラリアから守るため窓には必ず防虫網を張ります。

床はコンクリートで固めれば水で掃除したり、清潔を保つうえで便利です。

ただし、夏は暑く、冬は凍りつくように冷たくなりますから、犬舎の一部、つまり運動場をコンクリートにして、犬の寝起きする小屋は板の間(スノコ)にしたほうがよいでしょう。

床板の高さはコンクリートの床面より10センチ以上高くしておきます。

また、小屋の奥に寝箱を入れておけば、寝たいときはその中で寝ますし、暑いときは板の間で寝ます。

犬舎の広さは、ふつう中型犬1頭ないし2頭のときは、敷地は2~2.5メートル四方は必要です。

北西を建物とし、東南をあけて広い運動場にします。

三方は棚か金網で囲い、犬が飛び越せないぐらいの高さが必要です。

柵は犬が地中を掘って外へ出る恐れがあるので、かなり深くまで埋めます。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2012年9月 6日 00:09に書いたブログ記事です。

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