他の動物を追いかける その3(高橋ナツコ)

別のおもちゃで誘う
【トレーニング法】
①まず、いろいろなおもちゃの中から、「番気に入っているおもちゃを選び出し、そのおもちゃで十分に遊ばせておきます。

②初めは静かな環境で、リードをつけたまま行ないます。

まず、お気に入りのおもちゃを離れたところに投げます。

すると犬はそのおもちゃを追いかけていくでしょう。

③投げたおもちゃのところへ到着する前に、名前を呼び「おいで」と呼び戻します。

このとき飼い主は、手に別のおもちゃを持ち、できるだけ大げさな動作と大げさな口調で呼び戻すことがポイントです。

投げたおもちゃを放棄して、飼い主の元に戻ったら、たくさんほめてたくさん遊んであげましょう。

④次に、先ほど投げたおもちゃのところまで一緒に歩いていって、飼い主が拾い上げます。

このとき、拾い上げる様子を犬によく見えるように行ないます。

これは、「投げたおもちゃは飼い主のものだったのだ」と犬にわからせるためです。

⑤このトレーニングができるようになったら、徐々に雑音や景色が複雑になるように環境を変えていきます。

どんな状況であっても、「追いかけていってもいいのは飼い主が投げたものだけだ」と犬を納得させることが、このトレーニングの目的です。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2013年1月28日 00:29に書いたブログ記事です。

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