女性のパンツ姿はどうだろう。
アメリカでは10年ほど前までは、かなり抵抗があった。
現在でも銀行、証券、保険会社のようなところでは一般に歓迎されていないが、ファッション、広告、出版、放送などの分野ではめずらしくない。
ニューヨークで面会した広告代理店の女性プロデューサーは、ブルーの縞のシルクシャツにゆったりした濃紺のパンツ、胸元に明るい色のシルクスカーフをあしらった服装で、成熟した女性の魅力を感じさせていた。
日本でもアメリカ同様、信用度をまずアピールする職種はスカートの方が抵抗がない。
一方、クリエイティビティを発輝すべき職種であれば、着こなしいかんによってパンツ姿も異和感なく迎えられるだろう。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ