昔、武士の家では誕生から七日目に命名式を行ないました。
そのため現在でも、お七夜までに名前を決め、この日に命名式を行なうならわしが残っています。
産婦の床上げをしたり、昔は親類などを招いていろいろと行事をしたものですが、現在ではほとんどそんな風習もなくなりました。
ちょうど産婦が退院する時期にあたりますから、お客さまを招いたりしては、かえって母子に負担をかける結果となってしまいます。
そのため、この日は、家族そろって内輪だけのお祝いをしたいものです。
参加するのは、ごく近しい身内だけで十分です。
日取りも七日目にこだわる必要はありません。
退院して、母子ともにある程度おちついたころを見計らえばよいでしょう。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ