待つことをどう教えるか(高橋ナツコ)

「おあずけ」という言葉は、犬用語としてかなり古いものです。

食事を与える前に、すぐガッツイて食べないように、待たせたあとに「よし」といってから食べさせる習慣は、犬をじらさせてかわいそうに思われますが、自分の欲望をコントロールして、飼主の意志にしたがうという重要な意味を持つしつけですから、よく教え込んでおくことをおすすめします。

前に書きましたように、飼主は犬より優位にある、というのがしつけを成功させる根本で「おあずけ」を教えるのは、この関係を犬に認識させる第一歩になります。

このしつけは、いろいろと応用できますので「おあずけ」という声符でなくて「おまち」とか「おまちなさい」という言葉に統一しておけば、犬が何か行動を起こそうとしたときに、「おまち」といって制し、「よし」で解除することが伍できるのでなにかと便利でしょう。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2012年8月 2日 00:34に書いたブログ記事です。

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