出産時期をいつにするかを決める(高橋ナツコ)

職業として、犬の繁殖を手がけている方でない限り、ほとんど飼主の都合で産ませるかどうかが決まってしまいます。

子犬は、交配後六〇日前後で生まれてきますから、その時期が折悪く家業の多忙な時期であったり、たまたま長期旅行の計画があったとか、子供さんの受験の時期とぶつかるとかこんな理由で、今回の繁殖はみあわせたいということがよくあります。

また、出産する時期の気温についても、屋外犬では考慮に入れなければならないでしょう。

厳冬や真夏の出産は、はじめての犬、はじめての飼主の場合は避けたほうが無難かもしれません。

しかし近頃は、どの家庭でも室内のエアーコンディショニングはいき届いていますから、室内犬の場合は特に心配ないでしょう。

気温一五~二〇度ぐらいが、理想的な気候です。

春秋の繁殖、子育てが一番楽だということになります。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2012年8月 9日 00:11に書いたブログ記事です。

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