早期発見のポイント(高橋ナツコ)

癌は、外からみつけやすいので、あやしいしこりを発見したら獣医師の診断を受け、早期発見、早期治療を行なってください。

雌犬は乳腺のしこりに気をつけ、発情の出血や、分娩後の出血が長びくときは要注意です。

なかなか血尿が止まらないときは、膀胱の腫瘍の心配があります。

排便時の出血、粘液なども長く続くときは心配です。

便が細いとか、便の型が変形し、そのくぼみに血液が付着しているのは癌の疑いがあります。

鼻血がときどきあるとか、鼻からの呼吸が苦しそうで、つまっているようなときも心配です。

肛門のまわりが痔のように腫れてきたとき、雄犬の場合は特に注意。

肛門周囲腺腫(腺癌)のことがあります。

咳や、呼吸が苦しそうなときや、腹部やわき腹に異常なふくらみや、しこりがあるときは注意してください。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2012年8月31日 00:42に書いたブログ記事です。

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