高校の物理の先生は、難しい理論を説明するのに、フットボールの軌道だの、野球のバットのスイングだの、身近な例を挙げて分かりやすいように話してくれたろう。
相手がスポーッ好きなら、スポーツに例をとって話せ。
数字に強いやつなら、数字で攻めよ。
本当は相手にとったらまるで"異次元"の話でも、そこは言葉巧みに自然に関心を持たせ、相手を話に引きずりこんでしまう。
歴史でも料理でもスポーツでも何でもいい。
相手の関心事を引合いに出す。
讐え話を上手に利用するのだ。
その場で対応する自信がないなら、事前に、相手が興味を持っていることを調べ、自分のほうも相応の知識を仕入れておくこと。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ