2014年9月アーカイブ

いろいろな物、いろいろな場所に、この使用頻度別分散配置を当てはめてみると、住まいの快適さは格段に向上します。

大切なのは、いい場所に置く物は、とにかく厳選するということです。

それが快適さを呼ぶ秘訣です。

よく見直してみましょう。

案外くだらない物がいい場所に大きな顔をしてふんぞり返っているものです。

使用頻度別分散収納というのは、言ってみれば当たり前なのですが、現実にはその反対のような収納が多いものです。

最悪なのは、リビングの一番いい所に、ここには本棚、などといって本ばかりを一極集中収納してしまうパターンです。

これは損です。

大きな本棚など持って来ようものなら、よく読む本も、死蔵に近い本も一緒になってしまいます。

その上他の物は全く置けない。

安易に物別収納をしてしまうと、こういった事態が起こるのです。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

少なくとも一等地にある必要はありません。

更にそこからはみ出す物が出てくるはずです。

捨てることの出来るものは捨てましょう。

捨てるに忍びなく、というなら押し入れにでも入ってもらいましょう。

滅多に観ないけれど、これは絶対捨てられない、という物は丁重に保管しましょう。

しかし、取り出しやすい所にある必要性は無いでしょう。

以上が使用頻度別分散収納の、一つの例です。

たえず使う物は一番いい場所に。

それほどでもない物は少し不便な場所に。

出番は少ないけれど、捨てるところまではいかない、という物は住まいの裏方に。

それぞれ入ってもらう。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

わかりやすくするために例を引きます。

たとえばビデオテープの場合、録る、観るという観点からすると、一番いい収納場所はビデオデッキのすぐそば、ということになるでしょう。

テープはデッキに入れて使う物だからです。

その二つは近接しているに越したことはない。

ですから、よく観たり録画に使ったりするテープは、そこに置かれる権利があります。

しかし、全てのビデオテープをデッキの脇に置いておく必要はないでしょう。

ある一時期によく観るテープの数なんて、たがが知れています。

となると、残りのテープ達は多少不便な所に行ってもらってもいいでしょう。

最近あまり観ないけれど、これは我が家の定番という物があれば、それらはそこそこ便利な所にあるテープラックなりに収納すれば充分でしょう。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

入り口そばにすわっていれば、まずまちがいはありません。

最近の若い人のなかには、ざぶとんのすわりかたを知らない人もいるようです。

訪問先で笑われないように、正しいざぶとんのすわりかたを知っておきましょう。

ざぶとんをすすめられたら、すぐにどすんとすわろうとせずに、一度ざぶとんのわきにすわり、頭をさげて礼を言います。

それから、つま先立ててひざで進むようにしてざぶとんにすわります。

ときどき、手をのばしてざぶとんをとる人がいますが、これはマナー違反。

ざぶとんは相手の主人がその位置においてくれたのですから、それをこちらが動かすのは失礼なのです。

洋間でのいすと思ってください。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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