何でも置けた場所から一切合切を引っ張り出しはじめたとき、表向きは片づいていても、その裏には使わないものや忘れられたもの、壊れたものやサイズが合わなくなったものを山のようにしまい込んでいたことがわかったのです。
「今、こういうものは二度とつくれないし、捨てるわけにはいかない」と息子は主張します。
お言葉ですが、私の考えは違います。
山なす衣類や装飾品や器具や家具の半分はしまってから一度も見ていないと誓っていうことができます。
ひとつだけはっきりしているのは、
これ全部は持っていけない、ということです。
こうして大がかりなーそして、真実が明かされていくようなーより分け作業がはじまったのです。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ