長時間(3時間超)の手術は、妊娠中は避けたほうがよい。
どうしても手術をしなければならないときは、足の高い椅子を用意してもらい、腰かけてする方法もある。
座位でも同一姿勢が長時間になると下肢・外陰部の静脈瘤の悪化や腰痛の悪化の原因となる。
診療の合間に軽い体操を取り入れるとよい。
妊娠中は、当直はしないほうが無難である。
また、夜遅くまでの勤務も避ける。
夜は寝て、昼は仕事というリズムある生活で疲労を翌日まで残さないことが大切である。
疲労が残ればストレスになり、ストレスは子宮の収縮を起こしやすくなる。
手術室、剖検室、冬の往診や外回りなどで体が冷えると子宮が収縮しやすくなるので、冷えない服装(下肢~腹部までは下着で厳重にガード)を心がける。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ