「先生」と「さん」(高橋ナツコ)

看護師などに間違われたとき、さりげなく「いえ、医者です。」」といえればよいが、途中からでは、なかなかいい出しにくいこともある。

たとえば、看護のことを聞かれたときは、「私は医者なので、その分野はあまり得意ではないのですが...」

と答えることで、遠回しながら立場を主張できることもある。

女性医師が"医師"に思われないというわけではないが、男性医師の無意識の対応を不快に感じることもある。

ある医師ばかりの学会で、男性の座長が女性医師に対しては、大学教授であろうと「さん」、男性医師に対しては研修医であろうと「先生」と呼んでいた。

このような風景はさほど珍しいことでもないように思う。

おかしなことである。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2016年6月20日 01:15に書いたブログ記事です。

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