2017年4月アーカイブ

花婿の洋装(高橋ナツコ)

花婿の場合は、昼ならモーニング・コート、夜なら燕尾服かタキシード(ディナー・ジャケット)が正装になります。

元来タキシードは夜間の準礼装なのですが、夜におよぶ結婚式では、最近は燕尾服が影をひそめて、もっぱらタキシードが着用されています。

洋装の略式は、花嫁の場合は夜ならカクテル・ドレス、昼ならアフタヌーン・ドレスにヘッド・ドレス(カクテル・ハットや短かめのべール)と、ドレスと同色か白の手袋、小さなブーケなどをあしらうと略式のウェディング・ドレスになります。

アクセサリーは、やはり真珠で清楚に、品よくまとめて、靴もドレスと同系色のものを選びます。

男性の場合は、ダブル・ブレストのブラック・スーツにダブル・カフスの白ワイシャツとシルバーグレーのタイをあしらい、胸もとに花嫁のブーケから一輪とったブートニアをつけると、立派な式服になります。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ 

洋装での結婚式

花嫁の正式な洋装といえばウェディング・ドレス。

清楚、純潔を象徴する純白のウェディング・ドレスは、豪華で格調高い打掛と同様に、いつの時代も若い女性の永遠の憧れであるようです。

ドレスの丈は床に裾をひき、衿はハイネック、袖は長袖で手首がフィットするものが正式です。

レース、タフタ、シャンタン、ファイユなどが用いられ、デザインは多様にあって選ぶのに迷うほどです。

ヘッド・ドレスは、白いオレンジ・フラワーの造花をつけるのがしきたりで、ネックレス、イヤリングなどのアクセサリーは真珠です。

チョーカーと呼ばれる短いネックレスと、円真珠のシンプルなイヤリングをつけます。

手袋はドレスの袖丈によって異なり、手首までのロング・スリーブなら短い手袋、ノー・スリーブや短い袖ならひじ上までの長い手袋を着用します。

最近は、袖丈に関係なく、短い手袋が好まれているようですが、肌を露出しないのが花嫁のしきたりですから、正式には袖丈に合わせた手袋ということになります。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ 

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