バルポ・ウイルス感染症(高橋ナツコ)

新しいウイルスの伝染性腸炎として、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなどで発生の報告がみられ、日本でも昭和54年ころから発生がみられるようになりました。

死亡率も極めて高く小犬では100%、成犬では50%ともいわれます。

この病気が感染すると、何日かの潜伏期を経て、突然はげしい嘔吐と下痢になり、元気も食欲もまったくなくなります。

重症では、生後2、3週齢の子犬に感染すると、1、2日で死亡するというおそろしく急性の病気です。

予防には、アルコール、クレゾール、逆性石けんなど、一般消毒薬はほとんど効果がありません。

緊急予防のためには、獣医師の指示に従うのが安全です。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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このページは、-が2012年7月 6日 00:46に書いたブログ記事です。

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