はげしく吐く"レプトスピラ症"(高橋ナツコ)

レプトスピラ症には、犬チフス型ともいわれるカニコーラ型と黄疸性と俗にいわれるワイル型の2種類あります。

いずれも嘔吐や下痢症状を起こしますが、感染経路は、人間の尿やネズミの尿などで汚染されたものを食べると感染します。

嘔吐は、カニコーラ型の方がワイル型よりはげしく、水を飲んでは吐き、一定時間後また水をほしがり、しばらくしてまた吐くことをくりかえします。

黄疸症状を起こすワイル型になると、60%~70%死亡します。

また、このレプトスピラ症は、人畜共通のものですから、予防には、神経を要します。

現在では、この病気のためのワクチンが製造されていますから、とくにネズミの多い場所では接種が必要です。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

このブログ記事について

このページは、-が2012年7月 9日 00:48に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「足音が硬くなる"ハード・パット症"(高橋ナツコ)」です。

次のブログ記事は「ヤブ蚊が運び役"犬フィラリア"(高橋ナツコ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.14-ja