2013年2月アーカイブ

日本の場合、土地事情が厳しいため、大型犬を飼うことはかなり難しいと思われている方も多いと思います。

しかし庭が狭くても室内でいろいろと工夫をして、回収犬を飼育される方が、アメリカ、日本でも増えています。

回収犬は頭もよく温厚な犬種です。

そのおかげでこうした飼育も可能なのです。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

「よく言うことをきくから」とか「賢いから」と、子犬を過信して散歩のときにリードなしで子犬を自由に歩かせるのは危険です。

車、他の犬、ねこ、など突然現れたものに気をとられたり、追いかけたりして事故につながります。

犬を家族同様に思うことと、人間社会で生活するマナーを身に付けさせることは別の間題です。

世間には犬好きな人ばかりではありませんから「うちの子は大丈夫」と過信して自由にうろうろ歩かせないで、必ずリードをしてください。

多くの経験と、学習を積み、お互いの信頼関係も完壁で、呼んだら必ず戻ってくるのであれば、信頼してのんびりと楽しく散歩をすることができます。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

子犬は何でも口に入れますし、どこにでも入り込みますから、家族が寝てしまうときや外出するときにはケージに入るくせをつけておくと安全です。

繁殖者のところでは、ほぼケージやサークルに入れて管理してありますからそのまま続けてください。

ケージは自分の部屋と同じで、その中にいるのは苦痛ではありません。

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上手に使うと排泄の管理が楽にできます。

ケージに慣らしておくと、病気や怪我で入院するときや輸送のときにも助かります。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

さて、その犬舎名登録ですが、すでに登録されている犬舎名は膨大な数にのぼり、しかも同じ犬舎名は認められませんから、犬舎名登録申請書の第一希望名、第2希望名を必ず記入してください。

なお犬舎名は、アルファベット20字以内(JP、スペース、ピリオドを含む)となっています。

この登録料は一件につき6、300円で国際犬舎名登録料も含まれています。

一胎子登録と同時に犬舎名を申請されたものの、犬舎名がなかなか決まらず、そのために血統証明書の発行が大幅に遅れ、子犬の譲渡先に迷惑をかける場合があります。

そういうことも考慮され、繁殖を志す方は事前に犬舎名登録を済ませられるとよいでしょう。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
そうすることで繁殖者が特定され、子犬作出の名誉が保たれる訳です。

犬舎名は一繁殖者、一犬舎名が原則ですが、特定一犬種に限定して2つの犬舎名登録ができます。

Aの犬種を繁殖した場合は夫名義、Bの犬種を繁殖した場合は妻名義とし、別々に犬舎名をもつことは可能ですが、この場合はそれぞれが会員にならなければなりません。

なお、犬舎名は、会員資格を6ヶ月喪失しますと、廃舎処分にされますので会費の有効期間はしっかりと覚えておく必要があります。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
繁殖者が子犬を登録するにあたり、絶対に必要なものとして、犬舎名登録があります。

犬舎名とは繁殖犬舎を示す名前であり、屋号、商標ともみなされています。

犬名に接続して使用されることから、苗字(姓)と考えれば分かりやすいかもしれません。

ただ、人間の苗字とちがうところは、同じ苗字が許されないことです。

たとえば、ここに「リバティ」という犬舎名があったと仮定します。

すると、ほかの方は「リバティ」という犬舎名を登録することができません。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
ケージの中で長い時間でも平気で過ごせるよう、トレーニングしておきましょう。

万一避難することになれば、飼い主も愛犬も限られたスペースの中で多くの他の人と暮らすことになります。

犬が苦手な人もおられますし、鳴き声や抜け毛を不快に思う人もいます。

そのため、ケージやサークルなど、犬を入れておけるものがあればトラブルも避けることができます。

普段から折り畳むことができるケージや持ち運べるサークルなどを利用しておくとよいでしょう。

愛犬もケージの中に長い時間でも平気でいられるなら、飼い主も安心です。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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爪を見比べると黒っぼい所と白っぽい所があります。

白い方をよく見ると三角形の芯が見えるはすです。

これは「クイック」といい、血管と神経がこの中にあります。

クイックを切ると出血します。

クイックを切ってしまった場合は、血は出るし子犬は泣いて大変です。

出血を止めるためには、「クイックストッブ」などのセブチックパウダーをつけたりティッシュで押さえます。

子犬をケージに入れておけば五分ぐらいで止まることが多いです。

外で運動する成犬は殆ど爪を切る必要はありません。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ


子犬の爪は伸びが早く、先がとがっています。

最初の数週間は人間用爪切りで簡単に切ることができます。

子犬を膝におき、爪切りを爪先につけ少しだけ切り落とします。

切り口が粗い時には、爪ヤスリできれいにします。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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