2013年12月アーカイブ

本当は断わりたいのに断わりきれず、その結果、しかたなく仕事を引き受けることになると、「どうせ、いやいや引き受けたのだから」という気持ちになる。

そんな気持ちでは、仕事の出来はいい方向に向くことはない。

相手からは「だったら最初から断ってくれたほうがよかったのに」とかえって反感を持たれてしまうだけだ。

こんなトラブルを防ぐためにも、最初からはっきりと断ったほうが得策なのである。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

時間がない、もしくはできそうもない仕事にもかかわらず、断わることで相手が不快な気持ちになるのではないか、相手に反感を持たれるのではないか、などと気にしてしまう人である。

このタイプの人たちはおしなべて気の弱い人が多く、相手から反感を持たれるのを恐れてか曖昧な態度を示しがちだ。

しかし、こういう態度が続くと「ハッキリしない人」「優柔不断な人」とかえってマイナスのレッテルを貼られてしまうだけである。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

昔から「イエス」と「ノー」をハッキリと表現しないことは日本ではあまり問題視されてこなかった。

が、曖昧な態度というものはあまりよいものではない。

欧米では曖昧な言動はそのまま批判対象にもなる。

問題は曖昧な言動のままごまかした場合である。

「言った」「言わない」で、あとで必ずといっていいほどトラブルになるからだ。

たとえば、他人から用事を頼まれた時になかなか断われないタイプの人をよく見かける。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

結婚披露宴でスピーチを頼まれると、よほど話好きの人でないかぎり、何を話そうかと頭を抱え込んでしまうものだ。

素直に祝福する気持ちをあらわすだけでなく、何かしゃれたことをいわなければならないと思い込んでいるからにちがいない。

そして、新郎新婦だけでなく招待客たちの印象に残り、堅苦しくなく、ちょつとユーモラスになどと欲張った気持ちからか、下ネタに走る人がいる。

でも、晴れやかな結婚披露宴の席での狸談ほど聞き苦しく下品なものはない。

媒酌人や来賓、新郎新婦の親や親戚など、礼節を重んじる世代の列席者も多く、もしスピーチをしたのが新郎の友人代表だったりすれば、彼の品位まで疑めてしまいかねない。

ウケ狙いで狸談をもち出すなど、もってのほかだ。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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