2014年1月アーカイブ

スポーツ選手が試合前のインタビューで「勝てると思いますか?」と聞かれたとき、「ここまできたら、ふだん通りの自分を出すだけで、結果は後からついてくるものです」
などとよく答えているが、それは答えにくい質問をうまくはぐらかしているわけではなく、まさにそういう境地になっているからだろう。

「心配性で、いつもあれこれ気にしているから、グズなのか」
「グズな性格だから、あれこれ気にしてしまうのか」

本人がどのように思っているかはともかく、まずは準備をきっちりやるという習慣をつければ、心配性も同時に直っているはずである。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
「不安や緊張を取り除き平常心で行動するには、準備をきっちりやるしかない」というのは一流の選手も一般の人も変わりないのである。

心配性の人も、その不安を解消したいのならば、「よし、明日のプレゼンの準備はばっちりだ」「明日、どんな事態になっても対応できる」と思えるように準備を整え、心配の種をひとつずつ消していくしかない。

そういう習慣がつけば、「明日の天気がどうなるか」「他人がどう評価するか」など、自分で準備のしようがないものについても、「こればっかりは気にしてもしかたない」と思えるようになるはずだ。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
「自分は天才ではないと思っているから、ボクは毎日、準備を怠るわけにはいかないんです」と、メジャーリーガー、マリナーズのイチロー選手もいっていた。

「毎試合のようにあんなにヒットが打てるなんて、イチローは天才だ」という周囲の声に対しての、本人の反論である。

天才であれば、体調管理や精神面のコンディションにそれほど気を遣わなくても、連日、好調を維持してヒットを打つこともできるはずだ。

しかし、自分は天才でないから、ベスト・パフォーマンスを発揮するためには、日々、練習をして技術を磨き、試合前には肉体的にも精神的にも万全の準備をしなければならないのだ、とイチロー選手はいいたいのであろう。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ


相手は自分の主張が一度受け入れられたと思うと、敬意を払われている、または評価されていると感じ、ひとまず安心する。

ただ、断わる時に、「できません」「無理です」などと簡潔に済ませてしまってはいけない。

「お手伝いしたいのはやまやまですが」、「お力になれなくて申し訳ございません」という表現を用いるのだ。

そうすれば、断ったとしても、相手に誠意が伝わるはずである。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

相手から嫌われるのではないかと思って、なかなか断ることができない人もいるだろう。

そんな人にオススメしたいのが、「ノン・ディレクティブ・メソッド」(非指示的方法)である。

いきなり断るのではなく、まずは相手の要望や言い分を一度全部受け入れてみる方法だ。

頭から断わるような態度をせず、相手が言い終わるまで誠意をもって聞くのである。

そうしておいてから断わればいいのである。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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