2014年6月アーカイブ

最近になってブログ読者の若い女性たちからもよく聞かれます。

「何の仕事についていいのかわかりません。いったい私は何に向いているのかしら」
と。

若ければ若いほど自分自身が「輝いている」と感じたいのが人情ですから、そんないとおしい自分が最初に選ぶべき職業とはいったい何なのか、と真剣に悩むからに違いありません。

その上、理想とウラハラに現実は厳しく、こちらが憧れるような仕事は求人側がソッポを向いています。

どうぞきてくださいと待ち受けてくれるような職場は、こちらが不足だと感じるわけですから、イタチごっこの繰り返し。

結局、時間切れになって一番平凡で入社試験に通りそうな範囲のところで手を打つ、というのが例年のことです。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
だったらそのマスクをかけている時間はそれらしくすべてのことに忍耐してもいいではないか、と考え直してしまったわけです。

これにはおもわぬ副産物がありました。

忍耐力というものは不思議なもので、何も対象が結婚と限らず、他のどんな仕事や人間関係にも応用がきいて、ききめを発揮するようになったのです。

おかしなことですが私は学生たちに、
「先生は何でちっとも怒らないの。

なぜそんなに粘り強いの」
と、聞かれます。

別に神経がマヒしたわけでもありませんし、かといって歯を食いしばっているというわけでもありません。

カッコよく「耐える女になったのよ」というとおこがましいのですが、四十になって、二十年の結婚生活が教えてくれた忍耐力がモノを言って、「素面(ひためん)物」のパフォーマンスのコツをつかんだのではないか、と思うのです。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ


昔ながらに流しもとに立ってコゲた鍋底を磨きながら涙を落とす、なんてどう考えても、ネアカをモットーとする私の表現としては似合わないではありませんか。

そこで苦しまぎれにひらめいたのが能の世阿弥の発想です。

能に「素面(ひためん)」という種類があります。

役者が面をつけずに、自分の素顔で演じる演目のことです。

素顔であっても彼はその役を演じていることには変わりありません。

もともと西洋でも人間(パーソン)はペルソナ(仮面)と同義語でしたし、

人が社会の中で何らかの面(マスク)をつけて生きてゆくという考え方はどこにでも共通するものです。

と考えると、私のこの素顔も、家庭というステージにあっては「妻」というペルソナなのです。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
シャンプー後、気がついたらリンス剤がきれていた・・・がっかりしますね。

シャンプーだけで洗った髪は、別名ストリップヘアと呼ばれ、傷みやすい状態です。

ちょっと力を入れてブラッシングすると、切れ毛、抜け毛の原因になるので、くれぐれもアフターケアに気を配ってください。

リンス剤がきれていたら、酢で代用しましょう。

洗面器の中に約30㏄の酢を溶かし入れ、髪をゆすぎます。

髪が乾けば酢の香りも消えますから、安心してください。

ストリップヘアよりずーっと、髪によい方法です。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

このアーカイブについて

このページには、2014年6月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年5月です。

次のアーカイブは2014年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.14-ja