左手をそえて飲むようになっていますから、お茶を右側少し向こう、お菓子を左側の少し手前にいたしますと、お菓子を食べるときに、お茶が邪魔になりません。
お客様の身になって、このように並べると喜ばれるでしょう。
円いテーブルを囲み、皆で一つのお皿から料理を取り分けて食べる中国料理は、和食や洋食とはまた一味違う団らんの雰囲気を持っています。
ところが、一つのお皿から分け合う食べ方というのは、一人でもマナーを知らない人が入りますと、団らんどころか、ガツガツ、ギラギラしてしまったり、シラーッとして食欲のなくなるようなムードになりかねないのです。
楽しく、おいしくいただくためには、和食や洋食以上に、まわりの人への気づかいが大切です。
そして、自分も素直にモリモリとおいしそうに食べてよいのです。
変な遠慮はマナー違反です。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ