食生活の面では、乳ガンは子宮ガンより関連が深いという報告がいくつもあります。
国民一人当たりの脂肪摂取量と乳ガンの発生頻度(10万人に対しての死亡率)では、脂肪摂取量160グラムのアメリカ人で23人、日本人は40グラムで三人という報告があります。
日本国内でも、脂肪摂取量が54グラムの関東では5.4人に対して、39グラムと最も少ない四国では2.7人という調査が出ています。
最近、女性・男性とも、消化器系のガンのうち、胃ガンが減った一方、大腸ガンがめざましく増えてきました。
21世紀半ば後半には、大腸ガンは肺ガン・乳ガンと並び三大ガンになるだろうといわれています。
大腸ガンも食生活ときわめて関係が深くて、脂肪摂取量が多く、ダイエタリー・ファイバー摂取の少なくなることによって発生しています。