2015年8月アーカイブ

食生活の面では、乳ガンは子宮ガンより関連が深いという報告がいくつもあります。

国民一人当たりの脂肪摂取量と乳ガンの発生頻度(10万人に対しての死亡率)では、脂肪摂取量160グラムのアメリカ人で23人、日本人は40グラムで三人という報告があります。

日本国内でも、脂肪摂取量が54グラムの関東では5.4人に対して、39グラムと最も少ない四国では2.7人という調査が出ています。

最近、女性・男性とも、消化器系のガンのうち、胃ガンが減った一方、大腸ガンがめざましく増えてきました。

21世紀半ば後半には、大腸ガンは肺ガン・乳ガンと並び三大ガンになるだろうといわれています。

大腸ガンも食生活ときわめて関係が深くて、脂肪摂取量が多く、ダイエタリー・ファイバー摂取の少なくなることによって発生しています。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

女性のガン死亡を部位別に分けますと、第1位胃ガン、第2位肺ガンで、この二つで全体の3分の1を占めます。

ついで子宮ガン、膵臓ガン、乳ガンとなっています。

子宮ガンは減少傾向にありますが、乳ガン、卵巣ガンは増加傾向にあり、とくに乳ガンは20年間で2倍に増加しています。

ガンの発生と、栄養素.食生活・生活の中にある要因は、因果関係があります。

子宮頸ガンは、経済レベルが高くなく、多妊多産、性交経験の早い人・多い人に多く発生し、一方、子宮体ガンは、少妊少産で経済レベルの高い人に発生しています。

食生活においては、子宮体ガンの増加は、タンパク質と脂肪の摂取量と関連していると報告されています。

さらに子宮体ガンは、肥満、糖尿病、高血圧の症状をもっている人に多いといわれています。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
「ガンはこわい」と多くの人がいいます。

日本人の3人に一人はガンで亡くなります。

女性の場合、30歳をすぎた女性のほぼ半数がガンで死んでいます。

たしかにこわい病気です。

私にとっては一般の人たちがいうより、ガンはもっともっとこわい病気です。

私の母は40代、50代と2回乳ガンの手術をし、70歳直前に卵巣ガンと肝臓ガンで亡くなりました。

姉は30代前半で乳ガンが見つかり、手術をうけました。

母の母、私の祖母も、肝臓ガンで亡くなりました。

乳ガンの場合は、二親等以内に乳ガンの人がいる場合は2倍、子宮体ガンは近親者にいない人に比べて四倍も多く発生します。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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