2016年5月アーカイブ

医師としての立場を明確にする必要があるのは、どんなときだろうか。

(1)緊急時(急患対応など、周囲の人や医療スタッフに、医師の指示に従ってもらう必要があるとき)

ブログ筆者の経験として、工事現場から重傷者が搬送されてきたとき、付き添ってきた現場監督に「医者はいないのか、おまえ、奥にいって医者呼んでこい!」といわれたことがある。

このときは、きっぱりと「私が医者です」と述べた。

医療のプロとして毅然とした行動や態度をはっきりと示す必要がある。

(2)患者さんや周りの人に医師だという満足感、安心感を与える必要のあるとき。

たとえば、患者さんやとくにめったに会わない親族に病態や予後など説明をするとき、話をしても「医師に話を聞きたい」といわれることもありえない話ではない。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

医師=男性?

女性医師が増えているとはいえ、患者さんには「医師は男性」というイメージが少なからずある。

だから、病院内で仕事をしていても女性医師が医師と思われないこともしばしばある。

白衣を着ていても、他のスタッフ、とくに看護師に間違われることが多い。

では、医師とみられないときはどうするか。

院内を歩いていると、患者さんから、「看護婦さん」と呼びかけられることも少なくないが、そんなときは、患者さんと気楽に話をしたり、患者さんを観察できることもあり、診察室ではみせてくれない患者さんの一面を知るチャンスである。

したがって、ブログ筆者の場合は、時間がゆるせば「はい、何でしょう?」と気軽に答えるし、時間がなければ「ごめんなさい、今、看護婦さん呼んできますね」と対応することにしている。

もちろん、先のブログで解説するように医師であることを理解してもらわないと困ることもあるが、必要以上に「医師とみられないのか」、「頼りなくみえるのか」と、落ち込まないことである。

肩肘張ってイライラしないこと。

むしろ、それをラッキーと受け止め、逆手にとって日々の診療に活かしていきたい。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
長時間(3時間超)の手術は、妊娠中は避けたほうがよい。

どうしても手術をしなければならないときは、足の高い椅子を用意してもらい、腰かけてする方法もある。

座位でも同一姿勢が長時間になると下肢・外陰部の静脈瘤の悪化や腰痛の悪化の原因となる。

診療の合間に軽い体操を取り入れるとよい。

妊娠中は、当直はしないほうが無難である。

また、夜遅くまでの勤務も避ける。

夜は寝て、昼は仕事というリズムある生活で疲労を翌日まで残さないことが大切である。

疲労が残ればストレスになり、ストレスは子宮の収縮を起こしやすくなる。

手術室、剖検室、冬の往診や外回りなどで体が冷えると子宮が収縮しやすくなるので、冷えない服装(下肢~腹部までは下着で厳重にガード)を心がける。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

枝すかし その2

昔の木造りで「すかす」というのは、枝すかし、切りもどしを併用した一連の手入れで、すかす、割る、つめる、抜くともいい〔枝割り〕〔枝すかし〕〔枝つめ〕などと呼ばれる剪定法は、内容はまったく同じで、同義語と解釈してさしつかえない。

切る時期はいつでもよく、木の状態によってこみすぎたときに行なう。

落葉樹は冬の葉のないときのほうが枝の見分けが楽にできるが、常緑樹は酷寒時を避ける。

この剪定は、樹姿を作るよりも健全な生育を図るために行なうもので、おおまかな方法であるだけに、効果の持続期間が長く、一度剪定すれば二~三年はやらなくてもよい。

庭の周囲に植え込んであるたけの高い庭木などは、いちいち細かい剪定するのは労力もたいへんだし、それほどにすることもないのでこの剪定がいちばんよい。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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