2017年5月アーカイブ

式服での挙式を終え、一段落したところで気分直しに、あるいは楽な装いでくつろぐという意味で、一度だけ色直しをすればじゅうぶんではないでしょうか。

色直しの衣装にルールはありません。

そのまま新婚旅行に出発できるような軽装で色直しする場合もありますし、華やかな衣装に着替える場合もあり、それぞれの好みで自由に選びます。

最近の傾向としては女性の憧れか、和洋いずれの衣装も着てみたいということで、式服が打掛なら色直しはドレスに、ウェディング・ドレスで挙式したら和服で色直しするといったケースが多いようです。

花婿も、紋服やモーニング・コートなどからタキシードに着替えたり、あるいはセミ・フォーマルなダーク・スーツに着替えてくつろぐといった傾向があり、ふたりそろっての色直しもめずらしくなくなりました。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ 

お色直しの意味 その1

色直しの衣装色直しは本来、白無垢で挙式してから婚家の家風に染まるという意味で、色ものの着物に着がえることでした。

現代は昔の意味とは無関係に行なわれ、披露宴を華やかにし、変化をつけるアクセントのようなものになっています。

ただ、最近は披露宴が豪華になるにつれ、色直しもすっかりファッション化して、新郎新婦ともども二度も三度も着がえる傾向があるのは考えものです。

披露宴の途中で主役が何度も中座するのは、考えてみれば失礼な話です。

また、とっかえひっかえ衣装を披露してくれても、招待客にとって有難迷惑ということもあります。

美しい装いも、度が過ぎて礼を欠くと嫌みなものになってしまいます。

つづく

犬やペットの専門家・高橋ナツコ 

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