お客様のほうの立場からすると、値踏みをされているようで決して気分がいいものではないからです。
次に、直接名指し人の場所に行って連絡をする方法です。
お客様には「恐れ入りますが、こちらで少々お待ちくださいませ」と待つ場所を指し、示し待っていただきます。
名刺は、名指し人の席に持って行くときも、できるだけ頂戴したときのまま両手で持ち、胸の高さを維持します。
名指し人の席に近づいたら「お仕事中、失礼いたします」と声をかけ、電話での取り次ぎと同様に、お客様がお見えになった旨を伝えます。
このとき、名指し人が読めるように名刺の向きを変えて差し出す配慮がほしいものです。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ