2014年11月アーカイブ

小さなところからはじめる。

ガレージや地下室や屋根裏全体を片づけようと思わないでください。

クローゼット全体もまだです。

収納部屋の片隅やベッドの下、廊下のクローゼットの棚、裏口のドアのそばの物入れなどを選ぶのです。

次に、整理にどのくらい時間をかけたいかを決めます。

十五分か二日か、時間の長さはいくらでもかまいません。

実際にやる余裕があるか、やっていられる時間を使えばよいのです。

このことはいくら強調しても足りません。

簡単生活に欠かせないのは、そのプロセスをこなし、楽しめるようになることなのです。

自分の決めた時間にやれるとわかっている分だけやってください。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
時間がきて、どんな小さなことでもいいですから、ひと仕事済んだなら散歩や読書、三十分のドライブ、お隣や友人宅に寄ったり、自分の好きなことをしましょう。

背中を叩いてもらうだけのことをしたのですから。

よくはじめましたね!

容器と油性のマジックインキを手にする。

問題の箇所がどんなに狭くても、今のような惨状になったのは整理をしなかったからです。

整理したものをそのまま容器に入れれば、一〇〇パーセントはかどります。

まず、業務用の丈夫なゴミ袋をたっぷり用意しましょう。

整理している中のいくらかはゴミになるものと最初から思ってください。

次に、これも大切なことですが、もっと小ぶりの袋(買いもの袋はすぐ手に入るし、処分するにも便利です)か箱に、とっておくものの種類を書いて詰め込みます。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
はじめる前に、袋のひとつに「手離すもの」と書いてください。

あとの袋には、見つかったもの順に「台所」「洗濯」「ハンクおじさん」「祝[口の飾り」「休暇のゲーム」などと種類を書きます。

空いた場所に入れるものを決める。

整理している場所の中身を全部とり除いたら、そこを何に使うのが一番いいか決めます。

空いているのが、たとえば屋根裏の一部分なら、まだそこまではいかないかもしれません。

今のところは、これまで整理したものが入っている容器を一時的にしまう場所にしておきましょう。

ただし、ゴミ袋は置かないように。

今日、今すぐ捨てましょう。

そのスペース全体ークローゼットの棚のひとつや、部屋の引き出しのひとつなどが空いたなら、そこに何をしまいたいか合理的に決めます。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ
何でも置けた場所から一切合切を引っ張り出しはじめたとき、表向きは片づいていても、その裏には使わないものや忘れられたもの、壊れたものやサイズが合わなくなったものを山のようにしまい込んでいたことがわかったのです。

「今、こういうものは二度とつくれないし、捨てるわけにはいかない」と息子は主張します。

お言葉ですが、私の考えは違います。

山なす衣類や装飾品や器具や家具の半分はしまってから一度も見ていないと誓っていうことができます。

ひとつだけはっきりしているのは、

これ全部は持っていけない、ということです。

こうして大がかりなーそして、真実が明かされていくようなーより分け作業がはじまったのです。

犬やペットの専門家・高橋ナツコ

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