商品を買いにきたお客に、在庫品がないことを店員の人が伝える場合に
「いま、ありません。また来てくれませんか。」
と言う場合と、
「まことに申し訳ございません。
いま、あいにく切らしておりますが、2、3日に入荷いたしますので、お取り寄せいたしましょうか。」
と言う場合の違いを考えて下さい。
たしかに話せばわかることは事実ですが、『ものも言いようで角がたつ』ことも間違いない事実です。
話す場合には、3つの要素が必要です。
すなわち、「相手の前で」「自分が」「話したいことを」話すのです。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
結婚式・披露宴をすべて本人同士または両家の親のあいだで計画して進めて行き、当日の媒酌だけを仲人にお願いするという場合には、別段仲人がとりたてて自分の意見を述べる必要はないかもしれません。
しかし、結婚式や披露宴に対する知識が少なくて、仲人に意見をきく、指導をたのむという場合には、やはり二人のためになる意見を述べ、方法を指示する必要がありましょう。
また、結婚式、披露宴のやり方について、若い二人と、年代のちがう親たちとのあいだに意見の食いちがいを生ずる場合も多く、それが極端になると結婚自体がこわれる危機に追い込まれることもあります。
こうなっては仲人としてなんとか事態を円満に収拾しなければなりません。
結婚式・披露宴のやり方について起こりやすい問題をいくつか採りあげて、その解決法、仲人としてとるべき態度について示しておきましょう。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
見方を変えると、ブームに乗って買い込んだアウトドア用品を、存分に活かしている人は少ないということです。
アウトドア用品は外で使う物、と決めつける必要は全く無いのです。
せっかく買った物はせっせと使ってあげましょう。
寝袋など、日常使った方が手入れも行き届き、いざキャンプに行って出してみたらカビていたなどということも無くなります。
他の用品も、コンパクトで丈夫で、機能的で、好みさえ合えば日常使っている物を投げだして、それらを使った方がいいのではないかとさえ思えます。
使ってこそ物の幸せがあるのです。
寝かしておく必要はありません。
貴重なスペースを、物の寝たきりベッドにしてはいけないのです。
使う物だけを収納する。
収納するからには使う。
それが収納の原則です。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
せっかくもっている物はどんどん使ったほうがいい。
貧乏臭く思う人もいるかもしれませんが、物でも人でも活躍の場が無いくらい悲しいことはありません。
一番馬鹿らしいのは、分不相応な高級品を持ったばかりに神経をピリピリさせながら使うことかもしれません。
恐れ多くてなかなか使えない、などというのはお笑いです。
使うことの出来ない人間も不幸ですが、出番が全く無い、あるいはほとんど無い物も不幸です。
最近は減っていますが、お客様用のふとんや座布団などというのは出番が無くて場所だけ取る物の典型です。
もちろん、宿泊客ひっきりなし、などというお宅では話が別ですが、今時そんな家も少ないはず。
あわれ、嫁入り道具の一つとして持たされた高級羽毛ふとんは、押入れのコヤシと化すわけです。
この困り物はどうしたらいいのか?
全く使っていない、新品同様、というのなら売却したり、人に差し上げることも可能でしょう。
喜んで使ってもらえる人がいるなら、そのようにするのもいいでしよう。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
わかりやすい例で、靴を挙げましょう。
靴というのも放っておくと数が増えるものです。
用途に応じて、また流行に合わせて用意するのは、おしゃれな人にとっては当然のことなのでしょう。
そこで、増え続ける靴を収納すべく、あの手この手の収納方が生まれます。
たとえば同じスペースで、2倍収納出来るアタッチメントを使う方法。
たとえば箱にしまい、箱の外側に靴の写真を貼る方法。
何をしても自由です。
しかし、1つだけ言えるのは、全く履かないとなると靴の意味は無くなりますし、何よりものすごく傷むということです。
長い間全く履かないでいた靴を履いて出かけると、出かけた先で靴がバラバラになります。
接着剤が乾き切ってしまうとこうなります。
靴の健康は、適度に履くことで保たれるのです。
履きっぱなしもいけませんが、履かないのも同じくらいよくないのです。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
式服での挙式を終え、一段落したところで気分直しに、あるいは楽な装いでくつろぐという意味で、一度だけ色直しをすればじゅうぶんではないでしょうか。
色直しの衣装にルールはありません。
そのまま新婚旅行に出発できるような軽装で色直しする場合もありますし、華やかな衣装に着替える場合もあり、それぞれの好みで自由に選びます。
最近の傾向としては女性の憧れか、和洋いずれの衣装も着てみたいということで、式服が打掛なら色直しはドレスに、ウェディング・ドレスで挙式したら和服で色直しするといったケースが多いようです。
花婿も、紋服やモーニング・コートなどからタキシードに着替えたり、あるいはセミ・フォーマルなダーク・スーツに着替えてくつろぐといった傾向があり、ふたりそろっての色直しもめずらしくなくなりました。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
花婿の場合は、昼ならモーニング・コート、夜なら燕尾服かタキシード(ディナー・ジャケット)が正装になります。
元来タキシードは夜間の準礼装なのですが、夜におよぶ結婚式では、最近は燕尾服が影をひそめて、もっぱらタキシードが着用されています。
洋装の略式は、花嫁の場合は夜ならカクテル・ドレス、昼ならアフタヌーン・ドレスにヘッド・ドレス(カクテル・ハットや短かめのべール)と、ドレスと同色か白の手袋、小さなブーケなどをあしらうと略式のウェディング・ドレスになります。
アクセサリーは、やはり真珠で清楚に、品よくまとめて、靴もドレスと同系色のものを選びます。
男性の場合は、ダブル・ブレストのブラック・スーツにダブル・カフスの白ワイシャツとシルバーグレーのタイをあしらい、胸もとに花嫁のブーケから一輪とったブートニアをつけると、立派な式服になります。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
二人きりで室内に閉じ込もるような場所は、避けたほうが賢明です。
多少、周囲に人がいるような場所が好ましいでしよう。
あまり人気のないところや性的刺激の強過ぎるところは、相手に人格を疑われる恐れもありますし、警戒心を抱かせることにもなります。
適度な明るさと人目があるところが無難です。
ひとり暮らしをしている場合、婚約前の交際ではお互いに訪問したり、招待しないようにします。
相手の家庭への訪問も、最初は遠慮するほうが良いでしょう。
交際を続けているうちに、お互いに好意を感じ、結婚をしてもいいと思うようになったらそれぞれの家に招待し、家族一同との理解を深めることも大切です。
しかし、まだ、結婚相手に決定したわけではないので、家族の一員といった態度での言動は慎まなければなりません。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
出席する場合の服装は、主役の新郎・新婦よりも派手にならないように気をつけましょう。
男性の正装には、大きく分けて礼服と平服があります。
礼服には、イブニングコート、モーニングコート、タキシードの3種類あります。
夜の正礼装といえばイブニングコートですが、最近ではあまり見なくなりました。
最近では、黒のタキシードが主流です。
カラータキシードは、新郎のお色直しに使われることがあるので、控えたほうがよいでしょう。
中に着るベストや、蝶タイ、チーフなどでコーディネートを工夫すれば、さまざまな着こなしができます。
昼間の正礼装は、モーニングコートになりますが、日本では夜の披露宴で着られることもあります。
平服には、ディレクタースーツ、ブラックスーツがあります。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ
私は、相手が失意の時ーつまりイヤな言葉ですが"自分にとって得でなくなった時"でも、明らかに避けているような態度だけはとりたくありません。
それでは、あまりに品性が疑われるというものです。
一つ一つを、貸し借り、恩、と固苦しく考えすぎることはないでしょう。
ましてや「この御恩はいつか......」などと正面切って表現するのもヘン(特別世話になったら別ですが)。
長いつきあいの中で、自分が何かしてあげられる時に、"お返し"などと思わず自然にしてあげればそれでよいのです。
ただ、「プリーズ(ねえ、お願い)」と「サンキュー(有難う)」の言葉だけは、忘れてはいけません。
これが"親しき中にも......"です。
犬やペットの専門家・高橋ナツコ